PVC(塩化ビニル)について
従来の問題点
従来のツヤ出しラミネート加工は、PVC表面の光沢感の状態がベタついて、素肌に吸い付くような悪い感触があった。これはPVC本来が持っている柔軟性の特徴であり、またPVCに多く含まれる可塑剤の影響と云われています。
従来の作業性
縫製時のミシン滑りが悪く、ツヤの表面同士が密着しやすく、くっつき合い、折り返す時の作業性がとても悪かった。
改良品の開発
そこでメーカーに対して弊社独自の提案の結果、特別なPVC配合を開発して、ツヤの光沢感を損なわずに、滑りやすく見事な感触を得られるツヤ出しPVCを実現することが出来ました。
改良品の利点
1.ツヤ表面の感触
2.縫製時のミシンヘッドの滑り易さ
3.揉んだときのぬめり感
4.インキ、色移行の軽減
5.ツヤ面同士で重ねたときのブロッキングを最大限に防止
6.透明性の向上
7.PVC表面の劣化防止
従来のツヤ表面同士を重ね合わせた。
改良後のツヤ表面同士を重ね合わせた。
従来の表面に水玉を作り張力を試した。
結果は徐々に流れてしまった。
改良品の表面に水玉を作り張力を試した。
結果はいつまでも状態を保っていた。